2009/07/04「ヤマハ V50 内蔵電池(バッテリー)の交換」


 以前、FDドライブの修理を記事にしたヤマハのシンセサイザーV50(1989年製?)ですが、当時から内蔵電池の消耗でデータがバックアップされない状態でしたが、あまり問題じゃなかったので放置してたんですが。
 最近になって電源を入れる度に最初に表示されるモードがおかしくなってたりしたので、これはヤバイぞということで・・・。

 裏フタを開けた状態。中央にメイン基板が見えます。
 大きさのわりに制御回路はこんなサイズ。

 メイン基板を裏返すと中央に電池が見えます。3V(CR2032)の基板直付けタイプでした。
 アナログテスターで計ったら針が全然動きません〜。;;

 手持ち部品を探したら、MSX時代に購入してあったもの(たしかFM−PACかモデムカートリッジの電池交換で使った記憶)を発見。20年近く経過してますが電圧があったのでこれを使うことに。恐るべしマクセル製の高品質?
 基板に半田付けするためのタブが3ピンタイプ(プラスが2つ)で異なってますが、ショートしないように切断加工。

 古い電池は半田を温めながら引っこ抜き。
 新しいものは端子間の距離が長すぎてそのままでは合わなかったのですが、マイナス側が別の空いている穴(もちろんマイナスライン)とぴったりだったので、そっちへ取り付けで。ちょっとズレてるのは、このせい。

 交換後、データはちゃんと保存されるのを確認できました。
 電源投入時に表示されるメッセージがバケバケですが、これはDEMOキー押しながらCOPYキーで再設定すれば無問題。
 インターナルの音色がふっとんでるのは、1つづつプリセットから再ストアするしかないのかな・・・。

 写真は現在の状態。イスを2つ並べてスタンド代わり。来客のときはキーボードは立てて、イスはちゃんと使えます(笑
 久しぶりにデータ読ませようとしたら再びフロッピーを読まないことが判明。前回直して約4年・・・またベルト交換しなきゃなりません。もう手持ち部品無いから秋葉原探索からですね。。。

2009/07/04


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