2005/08/22月曜 「ヤマハ シンセサイザー V50 レストア」
部屋の片隅でホコリをかぶってたシンセサイザー(キーボード)を引っ張り出してみました。

1989年製? 私がいわゆる「ゲーム業界」で活動してた時代、定価15万くらいで購入してます。いま思えば当時はお金あったんだよなーと。;;
4オペレータのFM音源にドラム音、シーケンサまで入って自動演奏も可能、作ったデータは2DDにフロッピーに記録と、これ1台にイロイロな機能が入った当時では画期的なものでした。現在ある、こういったシンセのご先祖様にあたります。
この機種の開発に深く関わっていただろう「さくらだいすき氏(仮名)」と当時交友があったのも購入の理由でした。
久しぶりに電源を入れると、音も鳴ったんだけどフロッピーが使えません。
当時のフロッピーってことでイヤな予感がしてたんですが・・・。
中を開けてみたらベルトドライブのベルトが劣化で溶けて?無くなってました。
手持ちにちょうど良いサイズのものがあったので交換修理できました(たしか秋葉原で¥200くらいの部品)。
このドライブ、26ピンの変なケーブルで、それがドライブ直付け、でも基盤側はコネクタでした。
ネットで調べたらMSX用などの34ピンReady信号が使えるドライブをコネクタ変換で流用できそうです。ドライブそのものが壊れたら考えてみようかと。
当時のデータディスクは製品付属も含めてもう読めませんでしたが、MO(光ディスク)にディスクイメージのバックアップがあったのでそのデータから復活してみました。
2DDのフロッピーはもう手元に無かったのですが2HD(いわゆる普通の)ディスクの右下の穴をシールで塞いで2DDだと機械をだまして代用できます(製品的に2DDと2HDの中身は同じものなので、これでOKなんです)。
この復元作業のため久しぶりにWindows98マシンのDOSモードでコマンドラインを使用しました(笑)。
無事にデータも読んでくれて、デモ演奏とか、懐かしい自作のデータが聴けて感激でした。
次はヤマハのサンプラーユニット「TX16W」をレストア予定です。電源がジージー言って入らなくなってるんですよ・・・。
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