2009/04/01 「kubuntuサーバー構築#03 各種設定とアップデート」
今回は設定とアップデートについて。

kubuntuインストール直後のデスクトップ。まだ何もありません。
左下にあるのがWindowsでのSTARTに相当するKメニューボタン。そこから各種設定やアプリケーションを呼び出すことができます。項目を左クリックすると実行ですが、右クリックメニューでデスクトップにアイテムを追加というのがあるので、システム設定やブラウザなど使用頻度の高いものをデスクトップに置くと便利でしょう。

まずはシステム設定→キーボードとマウス項目で、ダブルクリックで実行とか、起動時のNumLock設定とかお好みにすると良いかも。あとデフォルトで国と言語が英語になってて不具合あるかも?なので、日本語に設定すべきらしいです。
サーバーとして使うならネットワークの設定でIPを固定に設定(SSH接続とか、外部からFTPやWebサーバーにアクセスさせる場合は重要です)。特にうちで使ってるルーターではDHCPがMACアドレスでのIP自動配布が出来ないので、Linux機側で手動設定になります。
(左下にある管理者モードで設定を行います。特に通知ありませんが再起動またはネットワークの無効→有効を行わないと設定変更がうまく反映されません。)
単にLinuxデスクトップ機として使う場合、本設定はいじらないで大丈夫。
ubuntuの特徴であるAdeptマネージャーは、Kメニュー→システムにあります。アプリケーションやシステムの追加・アップグレード・削除はここでまとめて行える便利ツールになってます。

画面はFirefoxを探させているところ。このように必要なアプリケーション名を入力すると、システムが探してインストールすることができるのです。
この場合、一番下に見えてるfirefox-3.0をインストールすればオッケー、関連するソフトは自動的に追加されるし、Kメニューのインターネット項目内にアイコンも追加されます。
システムにアップデートあった場合、右下にお知らせアイコンが表示されます。この場合もAdeptによって更新が可能です。

↑前述の不具合でネットを抜いてインストールを行い起動した直後の状態で、更新いっぱい。
稀にパッケージリストが壊れましたなエラーになって、以後まったくパッケージの検索が動作しなくなることがあったのですが、上部メニューのAdept→リポジトリの編集→ダウンロード元を日本国内の適当なところに切り替えてから更新の取得を行うと復旧するようです。
特に先日までデフォルトの接続先ではまともにアップデートできず、切り替え必須でしたが現在は復旧したとのアナウンスがされています。

【要注意】↑
アップデート時に、新しいバージョンのシステムにアップグレードするか?な確認が出た場合、やらないほうが無難です。うちのPC達は1度も成功したことがなく、起動すらしなくなって再インストールするハメに。

そしてこんなデスクトップに。
言語設定のバグのせいか、一部メニューが英語になってたり。修正方法は調査中・・(汗
マイドキュメント、マイコンピューター、ネットワーク相当のアイコンは、それぞれ新規作成→場所へのリンクでURLに以下を入力で。
/home/ユーザー名
(マイドキュメント)
system:/media/
(マイコンピュータ)
system:/remote/
(マイネットワーク)
作成後にアイコンは右クリック→プロパティ→アイコンクリックから適当に設定してください。
ひとまずこれでインターネット閲覧用PCとしては使えるようになりました。
無料OS恐るべしですが、無料だからこそ、このような記事やバグレポートでの情報提供で返す(自分のできる範囲で)のがLinux世界の精神なのですヨ。
次回以降、いよいよサーバー構築のお話。
(4)へつづく
戻る